集団トランスクリプトミクスによる分布限界の成立の集団遺伝学的基盤の解明

高橋佑磨
(千葉大学 大学院理学研究科 助教)

2017年12月14日木曜日

やさしい科学技術セミナー

少し前になりますが、「個性や多様性はどうしたら共存できる?」というタイトルで、やさしい科学技術セミナー を行ないました。千葉大学附属中学校の1〜3年生を対象とした出前授業のような形での開催でした。
進化という中学生にはまだあまり馴染みのない概念についての授業だったので少々心配していたのですが、手を動かして行なう簡単な「進化実験」を交えながらやったことが功を奏したのか、目を輝かせながら元気よく実験やディスカッションに取り組んでくれました。
ノーヒントで授業の冒頭に出した問題については、やはり間違った答え出していましたが、私の話や実験を通じて、あっという間にいくつかの正しい(と思われる)答えに行き着いてしまったことには驚かされました。6つのグループでディスカッションしてもらったのですが、各グループが独立に答えにたどり着いたことは、嬉しい限りです。進化や多様性というやや抽象的な概念に興味をもってくれたのならば、セミナーは大成功です。

今まで、研究の話は、高校生にしかしたことがなかったのですが、今回は、さらに若い中学生に話すという機会でした。研究ばかりしていると、研究の本当の面白さを見失いそうになりますが、こうやって若い人とも共有できる興味はなんだろうか、と考えるというプロセスは、本質的な面白さに気づかせてくるように思います。貴重な体験でした。




2017年6月8日木曜日

鹿児島に調査に行きました

5月末、鹿児島の川内川に2泊3日でチリメンカワニナのサンプリングをしに行きました。河口付近から上流の曽木の滝あたりまでを周り、数百個体のチリメンカワニナを取ってきました。サンプルはすべて持ち帰り、様々な実験に使う予定です。形態の観察なども行なう予定です。
6月にも近畿地方を中心に、いくつかの河川に行く予定です。

チリメンカワニナ.写真を撮って形態測定なども行ないます。
下流の方です。ここでは見つかりませんでした。
中流域。あまり違わないように見えますが、ここにはたくさんいました。
更に上流の滝。激流過ぎてもちろんここでは調査できません。